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納車時から「固い、重い、辛い」と嘆いていたニンジャ1000のクラッチ。




「リッターなんだから油圧だったらよかったのに」


とか


「クラッチをラジアルに換えちまおうか・・・ゴクリ」


とか考えてましたが、一方で


「リッターSSはみんなワイヤー式だろが!」


とか


「クラッチでギャーギャー言う奴が大型乗んなや!」


とか


「(そもそものところで)金がねぇー!」


とか、いわゆるバイク乗りのメンツと呼ばれるしがらみやその他いかんともしがたい金銭面の悩みから、とりあえずバイクのカスタムというよりは人体改造の方向性で俺をニンジャに合わせてきた、というのが実情なのですが、やはり下道で長距離を走ったりすると


「ああ~もう嫌、、、、もう私耐えられない!」
「はわわ、もう握れないですぅ・・・///」


ってな感じでございまして、「いかんよなぁ~」と思いつつ、ちょこちょこ2速以降のシフトアップをクラッチレスで済ませてしまったりしておったんですが、とりあえず、クラッチの角度だけでも変えてみようと思いまして、バイク屋に寄った時に、ついでにレバーの位置をクラッチ側とブレーキ側共に下げてもらいました。



角度調整する前の写真を撮り忘れてしまったのですが、出荷状態では割と指が上向きに反っている状態でしたので、かなり下げてもらったことになります。
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ブレーキ側も同時に下げてもらいました







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角度は完全に好みですが、個人的には、やはりこれくらいの角度が最も好みで疲れないと思います。



調整の結果を試しにギアチェンジをしまくる酷道477で走行テストをしてきたのですが、これが予想以上に大当たり。
はっきりいって



まったく気にならなくなりました。




調整前、この477を走ると僕の場合は必ず手が限界を迎えていました。信号待ちの度に痛みを紛らわせるために手をブンブン振って、もう「ウンザリ!」状態。
それがこの日はまったく手の痛みを感じる事もなく、帰宅してもまったく手に疲れが残りませんでした。誇張でも何でもなく、本当に「変わった」。




昔、XJ6に乗っていたときもクラッチレバーの位置調整はしていたのですが、XJ6はクラッチ自体が非常に軽かったので、クラッチの位置調整の効果については当初そこまで期待していませんでした。
いやいや、マジでここまで変わるとは思っていなかった。
僕が全信頼をおいているバイクのメカさんが



「バイクのハンドル・シート・ステップ、この3箇所は常にライダーがバイクと接しているところ。だからこの3箇所を調整してやると、特に長距離の疲労度は全然変わってくる。」



と私に以前教えてくれたのですが、その言葉の重みを改めて知ったというか、本当に奥が深いなーと感じた次第。
ニンジャ1000でクラッチの固さに悩んでいる人はそこそこいるみたいで、クラッチレバーごと交換してしまっている方も割と多いみたいですが、一度このレバー位置の調整、これをトライしてみてほしいと思います。これはガチで変わります。
気になった方は、ぜひ一度お試しあれ~(*´ω`*)




クラッチレバーの角度調整は自分でもできるカスタムなんですが、1回自分でやろうとしたらそれなりに力がいる上にスイッチ類も同時に回転しまったので、今回はメカさんに頼みました。
腕力に自信が無い人はバイク屋さんに頼むことをおすすめします。
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ますますワインディングが楽しくなってきた!