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大学院の講義で、ネットアンケートというツールを実際に使ってマーケティングを行うというものがあり、この度プロジェクトリーダーを務めさせていただきました。
私が担当したクライアント企業は、ある工具ブランドについてのターゲットの明確化、およびプロモーションの方向性というものを見定めたい、という問題意識を持っておられました。
それを今回、私が責任を持ってリサーチすることになったのです。
一応私、大学の方では経営学部でマーケティングを専攻しておりましたので、実際に企業とタイアップして商品のマーケに携わらせていただいたことは何度かありますが、今回の企画がこれまでと大きく違ったことは、リサーチの段階で「費用」が発生したことでした。
これまではある意味学生ならではのフレッシュな意見をプレゼンするといった志向がやや強く、エビデンス性、論理性という面でやや「乏しい」感が否めないものでしたが、今回はガチなマーケです。プロジェクトリーダーということでもうめちゃくちゃ緊張しました。
後日、打ち上げの際に「結局いくらかかったのですか」とお聞きしてみて、まぁ詳しくは教えていただけなかったのですが、ウン十万かかっておりました。
いやもう本当に正真正銘のクライアントだったわけです。失敗するわけにはいかなかった。
ネットアンケートですので質問も1から考えねばなりません。1問ごとに料金が発生し、サンプル数をいくつに設定するかなど、予算にも限りがありますので、できるだけ無駄な質問を省きつつも、しかしこの実態だけは必ず掴みだすという「肝の質問」を盛り込まねばならず、アンケート票の作成に関しては本当に考えつくしました。まぁ結果的には少し無駄となった質問もいくつかできてしまったのですが、肝の質問は見事に当たりました。業界の競合他社はまだ掴んでいない実態。守秘義務がありますのでここでいう事はできませんが、かなり大きな発見でした。
リサーチ・分析（仮説検証）・プロモ立案全てに責任をもち、総責任者として最後は社長、副社長、商品のブランドマネージャーの会社トップ3にプレゼンさせていただきました。
結果としては、大成功。
チームをまとめるのに苦労したり、質問考えるのに苦労したり、企画考えるのにまたまた苦労したり。本当に、疲れました。でも、クライアントには喜んでいただいたようで本当に嬉しかった。
ありがたいことに社長含むトップ3から就職のオファーをいただき、後日社内で改めてプレゼンしてくれ、という要望もいただいたので、まぁ本当に内容としては良かったのかな。
マーケティングは、楽しい。できればお仕事に就いてもこのマーケティングというものに携わっていきたいと思う今日この頃です。
